子育てにかかる費用は?人数別、公立私立別に理想年収をシミュレート!

子育て

どうも、らくです。

結婚して子作りを考え始めている皆さん、やっぱり気になるのは今の自分たちに子育てが務まるのか、そして特にお金が足りるのか、ということではないでしょうか?

お金がないと子供にひもじい思いをさせてしまったり大学まで行かせてあげられなかったり、、、とそんなことを考えてためらってしまいますよね。

そんな不安を取り除くべく、子育てにいくらくらいかかるのかをまとめてみました!

注目すべき点は、他のサイトでは子育てにかかる費用を紹介するところで終わっているのがほとんどですが、ここではそれを踏まえて世帯年収としていくらくらい必要なのかの目安まで紹介しています。

独自の計算を行っているので必ずしも正確ではありませんが、目安として参考にしてみてください。

ズバリ子育てをしようと思ったら理想世帯年収はいくら?

子育てにかかる費用は、主に

  • 子供が何人か
  • それぞれの年代で公立と私立どちらに通うか

で大きく変わると思うので、その2つの観点で分けて計算をしてみました。その早見表が以下になります。計算方法はのちほど紹介します。

計算方法

⓪1人当たり養育費

各年代での公立・私立に通った場合の養育費(教育費、生活費どちらも含む)は以下の値を元に計算しました。

こちらの内容は以下のサイトの内容を参考に、概算値で表にしたものです。詳しい内訳を知りたい場合は覗いてみてください。

子どもにかかるお金はいくら? 大学までの子育て費用をシミュレーション | オカネコマガジン

②補助金

補助金は様々ありますが、金額が大きく、基本的に誰でも受給できるものとして、

●児童手当(2024年10月から拡充)

●保育無償化

を人数分で計算して考慮しています。詳しい内容は記事の後半で解説しています。

④子供人数分養育費(実質)1年間あたり

0歳~22歳(大学卒業)までを養育期間として、必要な③養育費合計を23年間で割った値を算出しています。

⑤夫婦での現在の生活費

現在の夫婦での年間生活費です。サンプルとして

月30万×12か月+諸経費40万=400万

の固定値としています。

⑦理想世帯年収(額面)

手取りを額面に変換しています。実際は年収が上がるほど税率も上がるので正確ではないですが、簡略化のためにおおよその掛率1.35を固定値でかけて計算しています。正確な額面年収を知りたい方は以下のサイトなどで確認してみてください。
年収別 手取り金額 一覧 (年収100万円~年収1億円まで対応) | 千葉県船橋市、市川市、浦安市の税理士 西船橋駅徒歩2分の酒居会計事務所の税金ブログ

理想年収に足りない、、、時期尚早、、、?

実際に自分の欲しい子供の数と理想年収を見比べて、いかがでしたでしょうか?全員公立に行かせたとしても足りない、、、と思われた方もいらっしゃるかもしれません。ただこれはあくまで理想年収であって、他の方法で養育費をカバーできると思っています。その理由として以下のことが挙げられます。

23年計算しているが、23年で払いきらなければいけないわけではない

今回の計算は分かりやすくするために0歳~22歳の23年間で計算していますが、実際は子供を産む前に貯金があるでしょうし、途中で足りなくなりそうだったら借金をして、子供が大学を卒業した後にこつこつ返す方法もあります。

子育ての23年に限らず、自分に収入がある期間全体で長期的に養育費を稼げればいいという考え方です。

補助金をうまく活用する

子育てには様々な補助金があります。まずは計算で使用した補助金に関して概要を説明します。

●児童手当(2024年10月から拡充)

・0~2歳 15,000円/月
・3歳~小学生 10 ,000円/月
・中学生・高校生 10,000円/月
・上記それぞれ第3子以降は30,000円/月

  • 子供1人の場合 → 0歳~18歳で、計246万
  • 子供3人の場合(0歳、2歳、4歳で産んだ場合)→ 第一子 0歳~18歳で、計246万、第二子 0歳~18歳で、計246万、第三子 0歳~18歳で、計684万

こちらの内容は以下のサイトを参考にしています。 

児童手当はいくら? 計算シミュレーション | 子育て支援制度の速報と解説

●保育無償化

幼稚園、保育所、認定こども園などを利用する3~5歳の子どものほか、住民税非課税世帯であれば0~2歳の子どもの利用料が無料になる制度

例)幼稚園に通う子供3~5歳までに出る補助金 → 約92万

こちらの内容は以下のサイトを参考にしています。

幼児教育・保育無償化とは? 所得制限はある?無償化の対象について解説

以上2つの補助金をまとめると下図のようになり、3人の場合は第一子~第三子までを合計する、といった形で計算しています。

この他にも収入によって金額は変わりますが、大きな額の補助金が出る制度があります。

●高等学校等就学支援金制度

例)両親の年収が800万円、子どもが2人の世帯で16~18歳までに出る補助金 → 計約72万

こちらの内容は以下のサイトを参考にしています。

高校無償化になる世帯年収はいくら?シミュレーション結果を紹介 | Wealth Road

こういった制度を上手く活用することで収入の補填をすることができます。

生活費用を下げる工夫をする

今夫婦での生活費を30万、養育費も平均で計算していますが、生活費を下げる工夫はいろいろとできると思います。

  • お金のかからない遊び方をする
  • 新品で買わないでリユース品を活用する
  • 固定費を下げるように契約を見直す

等々様々な工夫があると思います。毎月の生活費は人数が増えれば増えるほど影響が大きいので、うまく節約すれば必要なお金を下げることができます。

【最後に】お金はもちろん大事!でもそれ以上に大事なのは「覚悟」

さて、ここまで子育てに必要なお金を理想年収と比べながら紹介してきました。これらはあくまで目安なので、欲しい子供の数に年収が見合ってないからといって子作りを断念する必要はないと思います。

ただ、ここで一つみなさんに問いかけたいのは、「お金さえあれば子供を作っていいの?」ということです。私はこの問いに対して、「NO!」だと思っています。例えばこれは極端な例かもしれませんが

①裕福だけれど、両親が忙しく家族の時間が取れない、また家族に対する愛が無い家庭

②貧乏だけれど、両親が子供にたくさんの時間と愛情を注いでいる家庭

どちらで育った子供が幸せかというと、私は②だと思います。お金で教育や育児の手間や物質的な豊かさは買えるけれど、愛だけは買えません。

こういうと、「では愛さえあれば貧乏で衣食住が満たされなくても子供が幸せなのか!」という声が上がってきそうです。この問いに対しても、「NO!」だと思います。

私が言いたいのは、最低限のお金はもちろん必要だけれども十分なお金は必ずしも必要ではない。しかし子供をしっかり育てるんだという「覚悟」は絶対に必要だということです。

覚悟さえあれば、多少のお金やその他起こる様々な問題も、家族で乗り越えていけると信じています。ただ逆に覚悟が無ければ、お金で解決できない問題(家族関係やいじめ、事故等)が起こった時に、すぐ家庭はダメになってしまうのではないかと思います。

これから子作りを始めようと思っている夫婦の皆さんには、是非お互いに話し合って、子供を絶対に2人で幸せに育てていくんだぞ!という「覚悟」を持って臨んでほしいと思います!

  

コメント

タイトルとURLをコピーしました